日立のドラム式洗濯機で「C16」が出たときは、糸くずフィルター(異物トラップ)の目詰まりより先に、正しく取り付けられているかを確認します。
C17は糸くずフィルターの目詰まり、C16はフィルターの外れや取り付け不足を示すため、同じ掃除を繰り返すだけでは確認順がずれます。水が残っている状態でフィルターを外すと水があふれるため、最初に残水の有無を確認してください。

C16が示す状態
日立公式FAQでは、糸くずフィルターが正しく取り付けられていないときに「糸くずフィルター」ランプが点灯し、C16が表示されます。フィルターを取り付け直し、表示が消えるかを見る案内です。
洗濯槽や排水経路に水が残っている場合は、フィルターをすぐ外しません。取り付け口から水があふれるおそれがあるため、日立公式は先に脱水運転で水を抜くよう案内しています。
残水がないことを先に確認する
ドラム内に水が見える、排水できていない音がする、排水エラーも出ている場合は、C16だけを見てフィルターを外さないでください。床へ水が流れないよう、次を確認します。
- ドラム内に水が残っていないか
- 排水運転が完了しているか
- フィルター前の床が濡れていないか
- 水漏れ、焦げ臭さ、強い異音がないか
水漏れや焦げ臭さ、強い異音がある場合は運転を止め、電源を切り、水栓を閉めます。濡れた手で電源プラグに触れません。
糸くずフィルターを外して確認する
残水がないことを確認したら、取扱説明書に沿って糸くずフィルターを外します。フィルター本体、取り付け口、ゴムパッキン周辺に糸くずや異物が付いていないかを見ます。
ゴムパッキンが外れている、切れている、変形している場合は、そのまま押し込んで使い続けません。日立公式では、フィルターやゴムパッキンの破損は水漏れや故障の原因になるとされています。
向き・差し込み・カチッを確認する
日立公式のお手入れ手順では、機種によって糸くずフィルターの「ウエ」マークを上に向け、奥まで差し込み、つまみを右へ「カチッ」と音がするまで回します。
確認するポイントは3つです。
- 「ウエ」マークや突起の向きが合っている
- フィルターが奥までまっすぐ差し込まれている
- つまみが右へ「カチッ」と音がする位置まで回っている
形名によって部品形状や操作が異なるため、見た目だけで合わせず、取扱説明書の図と照合してください。

電源を入れて表示を確認する
フィルターカバーまで閉めたら電源を入れ、C16が消えるかを確認します。表示が消えても、取り付け口からの水漏れや異音がないかを見ながら運転してください。
正しく取り付けてもC16が繰り返し出る場合は、掃除不足と決めつけません。同じ部品を何度も外す前に、形名、表示、取り付け状態を記録します。
LINE相談前にそろえる情報
- 洗濯機の形名
- C16が出たタイミング
- ドラム内の残水の有無
- フィルターの「ウエ」マークや突起の向き
- 奥まで差し込めたか
- 「カチッ」と音がするまで回せたか
- ゴムパッキンの外れ、変形、破損の有無
- 取り付け直した後の表示と水漏れの有無

表示だけで清掃に決めない
C16は糸くずフィルターの取り付け状態を確認する表示です。WashManでは、形名、残水、フィルターの向き、差し込み、ゴムパッキン、再表示の有無を確認し、家庭で続けられる確認と別の対応を分けます。
汚れが原因でない場合に清掃を押し売りすることはありません。品質表示板、C16表示、フィルター全体、取り付け口、ゴムパッキンの写真があると整理しやすくなります。
清掃により全ての不具合の改善を保証するものではありません。原因が汚れではなく機械や部品の劣化・破損にある場合は、清掃とは別の対応が必要です。
