日立のドラム式洗濯機で「槽洗い」を行っても「お手入れおすすめ」や「槽洗い」の点滅が消えないときは、すぐに故障や分解清掃へ決めつけません。
まず水栓を全開にし、短時間の「槽洗い」コースを2回行います。それでも消えない場合は、機種にある長時間の「槽洗浄」コースへ進むのが日立公式の確認順です。コース名と運転時間は機種で異なるため、形名を確認して取扱説明書と照らし合わせてください。

槽洗いランプが消えない主な理由
「洗濯槽内に糸くず・ホコリがたまっています」という表示や、「お手入れおすすめ」と「槽洗い」の点滅は、槽内に糸くずやホコリがたまっている可能性と、お手入れ時期を知らせる表示です。
日立公式では、実際の汚れ具合だけでなく、運転回数を目安に表示される場合もあると説明しています。つまり、ランプが点滅しただけで「内部が故障した」「分解清掃が必要」とは決められません。
最初に水栓を全開にする
槽洗いコースを始める前に、水栓が十分に開いているか確認します。日立公式は、水量が少ないとホコリや糸くずを洗い流しきれず、洗い残しが生じることがあると説明しています。
確認するのは次の3点です。
- 水栓が全開になっている
- 運転終了まで水栓を開けたままにする
- ドラム内に衣類を入れない
水栓が半開きのままでは、同じコースを繰り返しても確認条件がそろいません。洗剤や柔軟剤も入れず、まず水道水だけで行う短時間コースとして切り分けます。
短時間の槽洗いを2回行う
水栓を全開にしたら、「槽洗い」コースを2回行います。日立公式FAQでは約12分のコースを例にしていますが、搭載されている名称や運転時間は機種によって異なります。「槽洗浄15分」と表示される機種もあるため、手元の取扱説明書を優先してください。
1回目が終わった時点で表示が残っても、そこで別の洗剤を足したり、自己流で部品の奥へブラシを差し込んだりしません。水栓を開けた条件のまま、2回目まで行って表示を確認します。

2回で消えなければ長時間の槽洗浄へ進む
短時間の槽洗いを2回行っても表示が消えない場合は、次に「槽洗浄」コースへ進みます。日立公式は、機種に搭載された3時間または11時間の槽洗浄を案内しています。機種によっては温水槽洗浄2時間など名称や時間が異なるため、形名別の取扱説明書で選択できるコースを確認します。
短時間の槽洗いと長時間の槽洗浄は役割が同じではありません。
- 短時間の槽洗い:水道水でホコリや糸くずを洗い流す
- 長時間の槽洗浄:洗濯槽クリーナーなどを使い、槽内を念入りに洗浄する
クリーナーの種類、量、投入するタイミングは機種で異なります。投入のお知らせが出る機種と、給水開始後に一時停止して入れる機種があるため、他機種の手順をそのまま流用しないでください。
やらない方がよいこと
ランプが消えない焦りから、確認順を飛ばすと状態が分かりにくくなります。
- 水栓が半開きのまま槽洗いを繰り返す
- 槽洗いコースへ洗剤や柔軟剤を足す
- 機種を確認せず他機種のクリーナー手順を使う
- ブラシや棒を見えない奥へ押し込む
- ランプだけを根拠に分解清掃で直ると判断する
WashManでは、形名・表示・実施したコース・水栓の状態を先に確認し、家庭での確認、清掃相談、機械側の問題を分けます。汚れが原因でない場合に清掃を押し売りすることはありません。
LINE相談前にそろえる情報
短時間の槽洗い2回と、機種にある長時間の槽洗浄を行っても表示が残る場合は、同じ操作を何度も繰り返す前に情報を整理します。
- 洗濯機の形名
- 実際に出ている表示や点滅
- 水栓を全開にしたか
- 行ったコース名と回数
- 槽洗浄の運転時間
- 水漏れ、焦げ臭さ、強い異音、異常振動の有無
水漏れ、焦げ臭さ、強い異音、異常振動がある場合は運転を止め、電源を切り、水栓を閉めます。濡れた手で電源プラグに触れないでください。

表示画面と形名ラベルの写真をLINEで送ってもらえれば、どこまで確認済みかを整理できます。槽洗いランプだけで清掃に決めず、次に見るべき順番を一緒に分けます。
まとめ
日立ドラム式で槽洗いランプが消えないときは、次の順番で確認します。
- 水栓を全開にする
- ドラム内を空にして短時間の槽洗いを2回行う
- 消えなければ形名に合う長時間の槽洗浄へ進む
- それでも残る場合は、形名・表示・コース名・回数をLINEで整理する
ランプだけで故障や汚れの詰まりを断定しないことが大切です。条件をそろえて順番に確認すれば、同じ操作をむやみに繰り返さずに済みます。
清掃により全ての不具合の改善を保証するものではありません。機械や部品の劣化・破損が疑われる場合は、LINE相談後に店長が必要な対応を整理します。
