日立のドラム式洗濯機で「C10」または「CP」が出たときは、乾燥や通常の水道給水ではなく、お湯取運転で風呂水を吸い上げられていない状態を先に確認します。
最初からホースを外すのではなく、水栓、設定、ホース、クリーンフィルター、浴槽の水、洗濯物量の順に見ると、原因を混ぜずに整理できます。購入後初めてお湯取運転をする場合は、水道水で1回運転してから試すよう日立公式が案内しています。

C10とCPが示す状態
日立公式FAQでは、C10またはCPは、お湯取運転をしても風呂水が給水されない場合の表示です。日立C01の「水道水を給水できない」状態とは確認する経路が違います。
お湯取運転の開始直後は、ホース内の空気を抜くため、風呂水を吸い上げるまで約1〜3分かかることがあります。動き出してすぐに「吸っていない」と決めず、表示と運転音を確認してください。
最初に水栓とお湯取設定を見る
お湯取運転でも、呼び水として水道水を使います。水栓が閉まっている場合は風呂水を吸い上げられないため、蛇口が開いているかを先に確認します。
次に、選んだ運転内容で「お湯取」が設定されているかを見ます。節水型の機種は風呂水の使用量が少なく、吸っていないように見える場合があります。形名によって操作や表示が異なるため、設定方法は取扱説明書と照合してください。
お湯取ホースを順に確認する
設定に問題がなければ、ホースを次の順で確認します。
- ホースが本体のお湯取口へ奥まで取り付けられているか
- ホースがつぶれたり、折れ曲がったりしていないか
- 吸水口が浴槽の水に十分沈んでいるか
- ホースや吸水口が浴槽の外へ出ていないか
濡れた床での電源操作は避け、ホースを確認するときは足元の水を拭いてください。接続部を無理にこじったり、工具を差し込んだりはしません。

クリーンフィルターと浴槽の水を見る
お湯取ホース先端のクリーンフィルターにゴミが詰まると、風呂水を吸い上げにくくなります。日立公式の手順に沿ってフィルターを外し、付着したゴミを取り除きます。部品を外したあとは、向きと組み付けを確認して元へ戻します。
浴槽の水が少ない、吸水口が水面近くにある、風呂水が極端に汚れている場合も確認対象です。水位と吸水口の位置を整えてから再度運転します。
洗濯物量と初回運転を確認する
洗濯物が少ないと、必要な風呂水の量も少なくなり、吸水していないように見えることがあります。日立公式は、洗濯物量を増やして再度お湯取運転を行う確認も案内しています。
購入後初めてお湯取運転をする場合は、水道水で1回運転してから試します。設置直後と、今まで使えていた機体で突然C10が出た場合では、見るべき履歴が違います。
C10が戻るときに記録すること
一通り確認してもC10またはCPが戻る場合は、同じ操作を繰り返す前に次を記録してください。
- 洗濯機の形名
- 表示がC10かCPか
- 購入後初回か、以前は使えていたか
- 水栓とお湯取設定の状態
- ホースの折れ、浮き、接続状態
- クリーンフィルターの手入れ前後
- 浴槽の水位と洗濯物量
- 吸水開始から何分待ったか

LINE相談で次の順番を整理する
C10は風呂水の吸水経路を確認する表示であり、表示だけで分解クリーニングが必要とは判断できません。WashManでは、形名、表示、設定、ホース、フィルター、浴槽の状態を確認し、家庭で続ける確認と別の対応を分けます。
汚れが原因でない場合に、清掃を押し売りすることはありません。写真を送れる場合は、品質表示板、操作パネル、ホース全体、浴槽内の吸水口が分かる4枚があると整理しやすくなります。
清掃により全ての不具合の改善を保証するものではありません。原因が汚れではなく機械や部品の劣化・破損にある場合は、清掃とは別の対応が必要です。
