Panasonicのドラム式洗濯機で「U18」が出たときは、排水フィルターが正しい位置まで締まっていない可能性があります。U11のような「排水できない」表示とは確認点が違います。
まず運転を止め、ドラム内に水が残っているなら「脱水」運転で水を抜きます。排水フィルターを運転中に外したり、ブザーが鳴っている状態で引き抜いたりせず、残水が出ないことを確かめてから、向き・差し込み位置・締め位置を順番に確認してください。

U18が示す状態
Panasonic公式では、操作部に「U」と数字が交互に表示されるUエラーを、利用者が確認できる内容のエラー表示と説明しています。その中でU18は、排水フィルターが緩んだままのときに表示され、運転できない状態です。
U18は、排水経路が詰まって水が抜けないU11と同じではありません。フィルターを掃除した直後や、いったん外して戻したあとにU18が出た場合は、ゴミの量だけでなく取り付け状態を先に見ます。
最初にドラム内の水を抜く
排水フィルターを触る前に、ドラム内へ水やお湯が残っていないか確認します。水が見える、途中で運転が止まった、直前まで洗いやすすぎをしていた場合は、先に「脱水」運転を行います。
確認中は次の行動を避けてください。
- 運転中に排水フィルターを外す
- ブザーが鳴った状態でフィルターを引き抜く
- 残水を確かめず一気に回す
- 濡れた手で電源プラグへ触れる
Panasonic公式では、運転中に外すと水やお湯が多量にあふれるおそれがあります。洗濯機の前にタオルと浅い容器を用意し、つまみをゆっくり回してください。
排水フィルターを外して確認する
「脱水」運転で水を抜いたら、電源を入れた状態でつまみをゆっくり回します。ブザーが鳴らず、残水が出ないことを確認してからフィルターを引き出します。
フィルターに糸くずやゴミが付いていれば、ブラシなどで取り除きます。ゴムパッキングがずれている場合は元の位置へ戻します。パッキングがずれたままだと水漏れの原因になるため、向きだけを見て急いで戻さないでください。

「ウエ」と締め位置を合わせる
掃除後は、排水フィルターの「ウエ」表示を上側にします。つまみの印と本体側の「●」を合わせて差し込み、最後に「▶」の位置まで回して締めます。
形状や印の位置は機種によって異なるため、記事の図だけで決めず、形名別の取扱説明書を優先してください。大切なのは、差し込んだだけで終わらせず、指定の終点まで締めることです。
取り付け後に電源を入れ、U18が消えるか確認します。抵抗が強いまま無理に回す、斜めに押し込む、工具で締めるといった操作は行いません。
U18でやらない方がよいこと
U18が消えないときに力任せの操作を加えると、原因の切り分けが難しくなります。
- フィルターを斜めに押し込む
- 工具を使って強く締める
- ゴムパッキングのずれを放置する
- 水が残ったまま何度も外す
- U18だけを根拠に分解清掃で直ると決める
水漏れ、焦げ臭さ、強い異音、異常振動がある場合は運転を止め、電源を切り、水栓を閉めます。通常のU18確認と同じように運転を繰り返さないでください。
LINE相談前にそろえる情報
向きと締め位置を確認してもU18が消えない場合は、同じ操作を繰り返す前に次の情報を整理します。
- 洗濯機の形名
- U18が出たタイミング
- ドラム内に水が残っているか
- 排水フィルターを外した直後か
- 「ウエ」と締め位置を確認したか
- ゴムパッキングのずれや傷の有無
- 水漏れ、焦げ臭さ、強い異音、異常振動の有無
表示画面、形名ラベル、排水フィルターを正面から撮った写真があると、どこまで確認済みかを分けやすくなります。WashManでは、形名と状態を確認し、家庭での確認、清掃相談、機械側の問題を順に整理します。

まとめ
Panasonicドラム式でU18が出たときは、次の順番で確認します。
- ドラム内に水があれば「脱水」運転で抜く
- ブザーと残水を確認してから排水フィルターを外す
- ゴミとゴムパッキングを確認する
- 「ウエ」を上にし、指定位置まで差し込む
- 「▶」の締め終わりまで回して表示を確認する
U18は、排水フィルターの取り付け状態を知らせる表示です。U11の排水不良と混同せず、水を抜いてから向きと締め位置を確かめてください。
清掃により全ての不具合の改善を保証するものではありません。機械や部品の劣化・破損が疑われる場合は、LINE相談後に店長が必要な対応を整理します。
